2009年10月25日日曜日

LBP-310をWindows 7で使う

私のメインPCも、このたびOSをWindows 7にアップデートしました。もとがXPだったので新規インストールになりましたが、この機会に調子の悪かったメインHDDを交換しようと思っていたので、とくに問題にはなりませんでした。
ただ、アップグレード版DVDからブートしてインストールを進めると、プロダクトキーの入力で必ずエラーになってしまうのには、いささか悩みましたが。説明書をよく読めば書いてあるのですが、アップグレード版DVDからインストールするときは、新規インストールでもアップグレード元OSからインストーラを起動させる必要があったのでした。

さてさて、OS自体は無事にインストール終了、主なハードウェアも無事に認識してくれてひと安心と思いきや、次の問題が。
我が家のプリンタは、すでに10年以上稼働しているCanon LaserShot LBP-310。キヤノンさんのサポート情報によると、残念ながらLIPS3搭載のLBP-310はWindows 7ではサポート予定が無いとのこと。Windows 7のインストールDVDにもドライバは収録されておらず、このままではプリンタを使用できません。

さてどうしたものか、新しいプリンタに買い換えるしかないかな……と考えながら、予備機のノートPC(XP)にUSB-パラレルポート変換ケーブルでプリンタを接続し、共有させてみると、何の問題もなくWindows 7側で認識、印刷までできてしまいました。
通常は、共有プリンタでもそれぞれのOSに対応したドライバが必要なはず。Windows 7用ドライバが無いのに印刷できたということは、XP用ドライバが流用できるのでは?
メインPCにプリンタをつなぎなおし、手動でXP用ドライバを用意してプリンタを追加してみると……ふつうにプリンタを認識してくれました。テストページの印刷も正常。
正式対応版のドライバではないので、あとで問題が発生する可能性もありますが、とりあえずこれで問題はクリアできそうです。

以下、簡単に手順を説明しますが、前述のようにWindows 7正式対応版のドライバではないので、予期せぬ問題が発生する可能性があります。作業は自己責任でお願いします。

(1)、キヤノンさんのダウンロードページからWindows XP版のドライバをダウンロードし、インストールできるよう準備しておきます。

(2)、[デバイスとプリンター]画面を開き、[プリンターの追加]ボタンを押下します。



(2)、ここではPCに直接接続されているプリンタを想定して、[ローカルプリンターを追加します]をクリックします。ここは各自の環境に合わせてください。


(3)、プリンタが接続されているポートを選択し、[次へ]ボタンを押下します。


(4)、ドライバのインストール画面に遷移するので、[ディスク使用]ボタンを押下します。


(5)、インストール元のフォルダを選択する画面が表示されるので、(1)で準備したフォルダを選択します。



あとは[OK]ボタンを押して画面を閉じ、指示に従って作業を進めればドライバがインストールされてプリンタが利用できるようになると思います。とりあえず、私の環境ではこの手順で使えるようになりました。

LBP-310に限らず、そのほかのLIPS3搭載プリンタや、Windows 7用ドライバが提供されない機種でも同様手順で対応できる可能性があります。
繰り返しになりますが、必ず自己責任のもと試すようにしてください。

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